沖縄へ移住して分かった!思わず笑ってしまう沖縄あるある総集編      

沖縄へ移住してはやいもので3年近く経ちました。

家も仕事も決まってないまま沖縄の地を踏みはや3年。

2段ベットのみのドミトリーへ1週間滞在し、その1週間ですべてを決めました。

沖縄へ着いた日に不動産屋さんへ行き、その日のうちに住居を契約。

安いレンタカーを借りて、2日目は午前・午後で私の職場の面接。

3日目は夫の職場の面接。

4日目からは生活に必要なものを購入したり、決まった家から職場までの通勤時間や経路を何度も確認したり。

今思えば、全てが始まったあの狭い2段ベットしかないドミトリーが懐かしいです。

話しがずれちゃいました。

沖縄へ移住し、生活していく中で様々な驚きとほっこりするような発見があったのでシェアしますね。

1)沖縄あるある言葉編

方言ってなんて心を鷲掴みにするのでしょう(^^)/

人見知りなので「ん?」と感じても最初は聞き返せず聞き流していましたが、慣れてきた時に突っ込んで聞いてみました。

個人的にヒットした沖縄あるある方言です。

①「あが!」

沖縄の人かどうかを識別するツール?って言っていいぐらいの魔法の言葉(笑)

ツンとつついたりすると「あが!」という反応が返ってきたら100%うちなんちゅ(沖縄人)。

「痛い!」という意味だそうです。

「あが!」という反応、めちゃくちゃかわいいですよ~。

②「しに」

病院のナースステーションで看護婦さん同士がゆんたく(お話し)している時に聞こえた言葉。

私が一瞬「え?」と凍り付いたのが分かったのか、「いわゆるすごい!っていう意味ね~」と教えてくれました。

その後『しにやすステーキ』を見ても納得!

ちなみに『しにやすステーキ』めちゃ美味しいです!

③「だからよ。」

全てはこの一言で終わる。

移住したての頃は続きがあると思いひたすら続きを待っていたものです(笑)

どんなことでもこの魔法の言葉が出てくると、そこで終了・完結します。

Aさん「省エネ対策しないとね。」

Bさん「だからよ~。」

… The end(何も話が進んでない(笑))

この魔法の言葉についてうちなんちゅと話した時めちゃくちゃうけてましたが、その時も「だからよ~。」で終わったので更に大爆笑しました。

④「だはず!」

こちらは「だからよ。」の類義語的な感じです。

この言葉も会話の締めくくりで使われています。

⑤方言ではないけど「かめかめ」

些細なことでもめちゃめちゃ驚いてくれます。

そしてすっごくシャイ。

患者さんでも看護師との関わりに慣れるまでに時間がかかる人もいますが、慣れるとめちゃめちゃ面白い!!

カチャーシーを教えてくれたり。

芋を分け与えてくれたり(病室で食べながらお話ししたりしてます)。

病室には黒糖が常備されていて、「食べなさい!」と勧めてくれたり。

家族の差し入れのパンやカレー、チョコレートや飴などかめかめ攻撃。

*かめかめ(これ食べなさい、と勧め分け与えてくれる)

シェアの心を持った人が多いです。

なんだかアフリカの人たちと共通しているところが多いなぁ~と感じてますよ。

以前勤めていた病院では、飴玉1個でも職を失うくらいの騒ぎ沙汰。

そんな中で育ったから初めのうちは慣れず断ってましたが、食べてもらえることがその人の喜びなんだよと教えてもらってからはありがたく頂いてます。

江洲の花:こちらは完全にかめかめ食堂

⑥「おねえさん」「おにいさん」

お客さんに対し「お客様~。」ではなく「おねえさん。」と呼ばれることが多いです。

初めは衝撃過ぎてひっくり返りそうになりましたが、今では驚かなくなりました。

比較的若めの店員さんに言われるかな。

⑦宮古の方言

沖縄は同じ沖縄でも微妙に方言が違います。

ナイチャーの私にはどの方言もさっぱり分かりませんが。。。

沖縄の中でも宮古島の方言は別格。

同じ沖縄の人でも分からないそうです。

2)沖縄あるある生活全般編

①車やバイクは暴走族?

通勤ラッシュ時は大渋滞。

最初の頃は先で事故でもあったのかと考えていたくらいひどい渋滞です。

雨が降ったらもう最悪の状況。

普段バイク通勤している人が車を使うことや、子供たちを学校に送迎する親御さんたちで1.5倍の渋滞となります。

教習所ではキープレフト(左)と習いますが基本的にキープライト(右)。

めちゃめちゃあおられ、停止時は基本ベタ付け。

車を降りるとめちゃ穏やかな人なのに、意外とおじさん・おばさんにぶっ飛ばし系が多い。

黄色の信号は突っ込め!赤は前に続け!!

しかも、最初に目が飛び出るほど驚いたのは、車を右側から激しいスピードで追い越すバイク。

カーブでもお構いなしに車線を飛び出してくるので、対向車線を走っている時に何度ヒヤヒヤしたことか。

しかも、バイクは基本道路の真ん中を走ります。

なんならバイクにあおり倒されます。

沖縄では渋滞を避けるため時間を考えて移動するようになりました。

通勤時間帯ではなんかピリピリした空気を感じます。

暴走族の方がルールを守ってるのではないかと錯覚してしまう今日この頃。

レンタカーを借りていた女の子のグループが那覇市内で車を停め、JAFを呼び、「怖くて運転できない~。」と訴えている場面に出くわしたことがあります。

JAFのおじさんは「そういう理由ではこちらもどうすることもできません。」とかなり困ってました(笑)

もともと運転に慣れてない方は要注意です。

一度バイクのおじさんと接触して、曲がってきて道路の真ん中へ出てきたおじさんが明らかに悪いのですが「左折優先って知らないか~?」って逆切れされたので、警察署へ相談に行きました。

ピンク色のナンバープレートのバイクって道路の真ん中を走っていいのか分からなかったから。

警察署では「おねえさん、ないちゃー?ドライブレコーダーを付けてください。」と勧められました。

もちろん即購入し取り付けました(笑)

②横断幕で伝言

信号待ちをしている時にやたら見かけるのが横断幕。

同窓会やら地域の集まりやら、イベントやら。

横断幕を宣伝している横断幕も!

理由はいまだに謎です。

③うちなんちゅタイム

飲み会や会議などの集まりの開始時間はあってないようなもの。

アフリカっぽいぽい。

そして始まったらやたら長い。

終わったらゆんたくが始まる。

ゆるりっと感がいいですね~。

④台風前の悲劇

移住してきた年の台風がまあ激しく、多かったのです。

ある地域では1週間以上停電。

我が家も1日停電。

しかも、台風前にやっておくこととか知らなかったから、仕事終わりでスーパーへ行くと、パンコーナーは壊滅状態。

職場の人に「今から行っても何にもないさ~。」と言われた意味がよく分かりました。

コンビニも同じ状態。

ママさんたちは何かのイベントでもあるの?ってぐらい山盛りの買い物をしていました。

台風を楽しんでいるようにも感じてしまった。

もちろんレンタルDVDは貸し出されてほとんど残ってないです。

台風情報は常にチェックし、前もって停電になっても食べれるパンなどを備蓄することを学び、卓上カセットコンロを即購入しました。

台風前にはベランダにあるモノはすべて室内へ!

これに懲りて一時期ベランダ菜園を中断しました。

石垣やフクキ並木は台風対策の一部なのかな?生活の知恵!

⑤海水浴あるある

沖縄の人は基本暑い時間帯に海で泳いだりしません。

そして水着を着ません(沖縄の人は着ないことを「つけない」と言います)。

だから炎天下の中、水着を着て海水浴をしている人は基本的に観光客です。

夕方くらいから海へ行ったり、昼間に海に居る場合は簡易テントを張って飲んでます。

⑥年越しそば

はい、もちろん沖縄そばです。

最初は衝撃でした。

スーパーで年越し用の日本そばを買っている人がいない。

うちなんちゅに聞くと「もちろん年越しは沖縄そばさ~。」と自信たっぷりで返されました(笑)

⑦みんなが愛する島草履

最初の頃は患者さんが島草履を使用していたのでかなりビックリしたものです。

いわゆるビーチサンダルですが、ソウルフルな履物。

みんな一度は使用していたと言っても過言ではありません。

ある人は、子供の頃は底が擦り切れるまで新しい島草履を買ってもらえなかったと言っていました。

最近では患者さんの島草履の色を楽しんでいます。

私は赤色派だったのですが、最近は緑に惹かれています。

⑧苗字は読める?

苗字が難しい。

読めるようになるまで悪戦苦闘。

同じ苗字が多いため患者さんの名前は基本的に苗字ではなく名前の方で呼びます。

以前の病院では接遇委員会に叱られましたが。。。

しかも同じ苗字でも微妙に読み方が違う苗字もあるのです。

島袋さん:しまぶくろさん、しまぶくさん

衝撃でした。

喜屋武さん、読めます?これはちょっと有名かな?

仲村渠さん、こちらはどうでしょう?

正解は最下部でお知らせしますね!

⑨モアイ

『模合』と書きます。

最初はなにを言っているのは全く分かりませんでした。

数人でグループを作って少しづつお金を集め、毎月『親』になった人が全額を受け取るそうです。

または、車検や入院などでまとまった額が必要な人が受け取ることもあるそうです。

なんか互助会みたい。

助け合いの精神が強い沖縄あるあるです。

⑩二千円札

沖縄への移住前はほとんど2千円札を見なくなっていましたが、沖縄では普通に使われています。

銀行のATMでも敢えて2千円札を選べるようになっていたり。

ATMではなんならチェックを外さないと2千円札がじゃらじゃら出てきます。

最初は衝撃を受け、使い慣れていない2千円札にドギマギしました。

首里城の守礼門がデザインされているからという理由で大事にされているのかなっと感じています。

3)クイズの答え

喜屋武さん=きゃんさん

仲村渠さん=なかんだかりさん

でした。

4)まとめ

沖縄へ移住してきて一番最初に感じたのは、アフリカの温かさと同じ温かさがあるということです。

アフリカのみんなが「Most welcome!」と言っていたことを思い出しました。

実は訳あって(病院の経営困難)1度転職したのですが、前の病院も今の病院も人間関係がめちゃくちゃいい!!

意地悪な人がいないんですよね。

こんな『なんくるないさ~』で助け合いの精神が、そして情が厚い沖縄で過ごせることに感謝しています。

旅行では体感できない沖縄の魅力をちょっぴりお伝えしました。

それではまた。

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